マインドマップの薦め

電気通信大学情報工学科4年
INA
http://www015.upp.so-net.ne.jp/ina/

はじめに

皆さんは文章を書いたり、計画を立てたりするときどうやってますか?
紙に項目を箇条書きする人もいるでしょうし、いきなり文章にできる人もいるでしょう。何にも使わず頭の中で整理できる人もいるかもしれません。
INAは最近マインドマップを作るようにしています。今回はそんなマインドマップを紹介してみようと思います。

マインドマップとは

トニー・ブザンという人が考案した書き方らしいがINAは彼の本を読んだことが無い。そのためおそらくこれから説明するのは「邪道」なマインドマップの解説になると思うので、本家を知りたい人は本でも買って読んでください。

表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを図の中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを繋げていくことで、発想を延ばしていく図解表現技法。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている。 人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造によく適合しているので、理解や記憶がしやすい。 本来は紙とペンで描くものだが、コンピュータ上で描くための専用ソフトウェアもいくつか存在する。 (Wikipediaより)
らしい
まぁでも、導入としてはあんまり細かいルールなんか気にせずに書いていくのがいいんじゃないだろうか?と勝手に思って実行している。事実それでも結構役に立っているし。

どんなの?

INAが今まさに書きかけているマインドマップを添付してみる。

まぁこんなものですね。

中心にテーマを描いてそこからにょきにょき枝を伸ばして項目を追加していく。INA的に表現すると“脳をDUMPしている”感じ?
色を塗ったり、スタイルを変えたりすることもできる。そうすることで、より分かりやすい図にすることが可能です。


INAはこういった用途で使っています。

ツールの紹介


INAがよく使っているのはFreeMind。先ほどのマインドマップの例もこれです。
FreeMindはJava製で(といってもそんなに重くない)Linuxでも動くのが利点。
キーバインドだけで基本的な図がかけてしまう点もGood。最近はFlashに書き出してFreeMindとほぼ同じインターフェースをWeb上に提供することも可能になっているようだ。

もう一つINAが使っているのは紙。これはソフトの名前とかじゃなくてpaper、普通の紙です。
もともともマインドマップは紙用だったし、紙ってのは今でも最も汎用性の高い記録媒体として流通しているのは皆さんご存知だと思います。
マインドマップを書くならできるだけ大きな、できれば罫線の入ってない紙が望ましい。やることは前の例で示したような図を書くことだけど、紙の場合はイラストを加えたり、線の上に関係を示す文字を書き込んだりすることが簡単に出来るのが利点です。問題はスペースが足りなくなること、修正が面倒なこと。この辺は一長一短なので、自分にあった方法で描く事を薦めます。

おわりに

どうでしょうか?少しはマインドマップに興味をもってもらえたでしょうか?
マインドマップって描いてて楽しいんですよ。というか楽しんで描きましょう。考えもまとまっておまけに楽しい!ぜひ白い紙を取り出して落書を始めるところから挑戦してみましょう。
INAはマインドマップに限らず、こうやってもやもやと頭の中に広がっているものを整理することが出来るツールを求めています。名前だけですが

こんなものを使っています。どれもすばらしいツールですので、ぜひ一度使ってみてください。